2024年12月2日に駐日キューバ共和国大使館より、キューバ共産党中央委員会国際部からの呼びかけが公開されました。以下に全文（非公式訳文）を掲載します。
政党、社会運動、大衆運動、進歩勢力、左翼勢力、世界のキューバ連帯運動の皆様、
世界のすべてのキューバの友人の皆様、
ドナルド・トランプ大統領の前政権以来、アメリカ政府が1962年以来キューバに対して科してきた経済・通商・金融の封鎖措置は、これまでになく強化されています。ヘルムズ・バートン法第3章による240以上の措置の適用とその第三国への拡大、それに加えて、激しい情報操作と国内不安定化の推進により、彼らは、我々の革命の過程を逆転させようとしています。
この犯罪的でジェノサイド的な政策の結果として、キューバ国民は、日常生活に多大な影響を受けています。この損害は、我が国のエネルギー危機の影響によってさらに深刻化しました。これは、国際金融の迫害や、燃料、部品、全国電気エネルギーシステムの維持のための物資の入手が不可能になったことによるものです。この新たな不測の事態がキューバ経済にもたらした深刻な損害は、ハリケーン「オスカー」や「ラファエル」、そして、その後15日足らずの間に発生した2つの大地震といった気象現象によって、二重に増大しています。
このような困難な状況にもかかわらず、キューバ国民は、党及び政府とともに平然とした姿勢で耐え抜いています。その中では、私たちの忍耐力とともに連帯と抵抗力が優って、より公正で人道的で連帯的な社会の建設を続けています。この努力をしながら、私たちは、再び皆さんに訴え、政治的、経済的、物質的な分野において、皆様のさらなる連帯の支援をお願いする次第です。
キューバは、決して屈することはありません。私たちは、私たちの国民とともに、可能なより良い世界を実現するための戦いを続けることができるよう、すべての友人たちの協力と支援を希望します。連帯を、封鎖することはできません。
「キューバのために今日立ち上がる者は、すべての時代のために立ち上がる」。
ホセ・マルティ
私たちは勝利します！