キューバ革命への連帯決意声明
写真：キューバ政府とキューバ国民にエールを送り激励する8.5行動
2021年7月11日、キューバ共和国の首都ハバナなどでキューバ政府に対する抗議デモがありました。このことを受けて8月5日（木）に、キューバ政府とキューバ国民にエールを送り激励するため、当協会から他の友好団体有志にも呼び掛けて「キューバ革命への連帯決意声明」を採択し、駐日キューバ大使館に届けました。
声明全文
キューバ革命への連帯決意声明
本日、私たちは「キューバ革命」に賛同し、「キューバ革命」への連帯を強く望む日本の友人たちの声を代弁して、「キューバ革命」を頓挫させようとするあらゆる攻撃に立ち向かう決意を表明する。
「キューバ革命」は、人権を否定する社会と決別し、未来社会のあるべき姿を模索し、その一つの答えを見つけ出そうとする重要な歴史的な役割を担っている。それは、持続可能な未来社会の土台となる平等、自由、そして人権を尊重する社会の実現を志向するものであって、この試みを妨害し、破壊しようとする行為は、人類の未来に対する犯罪行為であり、断じて許されるものではない。
とくに、1961年から60年にわたる米国のキューバに対する理不尽な攻撃は、キューバの社会体制の基盤となる経済を、生産、流通、金融といった基盤部門を中心に長期にわたって停滞に追い込み、キューバ国民の生活はもとより、キューバ国民の人権をも否定する犯罪行為であり、さらに「キューバ革命」とその精神を否定し、同時に世界の平和と安定に対する犯罪行為でもあって、私たちはこのような犯罪行為を断じて許さない。
しかも、今、キューバ国民は長い間の米国の理不尽な攻撃に加え、コロナ禍の打撃を受け窮地に追い込まれている。このような状況の中で、キューバ国民は今、その混乱に乗じ、悪意に満ち、人々を欺く偽の情報を流布し、キューバ国民をさらに窮地に追い込むとともに「キューバ革命」を頓挫させようとする動きに直面している。私たちは、このようなキューバ国民自身の意思と人権を否定し、外部から国家の主権を脅かすような稀に見る恥ずべき犯罪的行為を傍観し、放置するわけにはいかない。
今、私たちは改めて、「キューバ革命」の歴史的役割を高く評価し、「キューバ革命」の遂行を妨害し、キューバ国民の生活と人権を破壊しようとするあらゆる策動に対して、キューバ国民、キューバ政府と連帯して、ともに立ち向かうことを決意する。
| 2021年8月5日 東京 |
| 日本キューバ友好協会 |
| 全日本民主医療機関連合会 |
| キューバ友好円卓会議 |
| 活動家集団思想運動 |
| 日本キューバ連帯委員会 |
| 新社会党 |
| キューバを支援する有志 |